保護猫ひめちゃまとダーリンと。。。

保護猫のひめちゃまとダーリンの日常をちいちゃま目線で綴ります。

悲しくないお葬式。めでたい旅立ち。トシは103歳。

金は100歳!銀も100歳!

トシは103歳!!

 

昨日は母方の祖母
トシさんの告別式だった。

 

11月7日

バァバが入院したと連絡を受けた。
103歳の誕生日を迎えた3日後のことだった。

身体が2つに折れるくらいに
腰が曲がっていたが
100歳を超えても特に大きな病気もせず
耳はかなり遠くなっていたが
頭もしっかりして元気で過ごしていた。
100歳超えなのに元気なので
デイサービスも週1くらいしか受けられなかったそうだ。

テレビや新聞を読み世間にも明るく
編み物や折り紙など手先も器用
ナンプレを解くなど
とても100歳超えているとは思えないほどだった。

ここ最近、顔を出していなかったので
突然の入院の知らせに驚いた。

足の具合が悪いのを頑張り屋の精神で
我慢しすぎてしまったようだ。
血流が悪くなった足先が壊死してしまい
そこから、心臓への負担が大きくなり入院に至ったらしい。

当初は、高齢なので危ないかもと心配したが
生命力半端なく持ち直したのだった。
見舞いに来る親戚知人をしっかり認識していた。
耳が遠いのでこちらは筆談で会話もした。

同室に106歳の方がいたようで

「106歳の人がいたが
 そんなに長生きしなくても
 100ぐらいでちょうどいいよ。」

そう申しておりましたwww

立つことは出来なかったが、車椅子に乗れるまでに回復。

「もう、家に帰れるよ」

と、帰る気満々だった。
実際帰宅は無理だったけど
状態も安定してきていて一安心していたところだった。

 

12月11日

バァバを連れて帰ってきたよと早朝に連絡が来た。

入院から約一ヶ月
親戚知人がお見舞いに来れる十分な時間を取り
皆の元気な姿を確認して
静かに旅立っていったのかな。。。

103年の人生の中ではじめての入院。
そして最後の入院となった。
誰の手も煩わせることがなかった。
最後までしっかりしていた。
理想の最期だ。

 

バァバには
一度だけすごく叱られたことがあった。
今でもよく覚えている。
私が小学生高学年の頃だったと思う。
経緯は覚えてないが母に暴言を吐いたのだ。
「親に向かってなんてことを言うんだ!」と
初めてきつく叱られ、すごく驚いた。
頬の一つも叩かれたかもしれない。
それから、母に暴言を吐く事は一度もなかった。

 

ベッドの中で訃報を聞き
お見舞いに行ったときの言葉が思い出された。

「くじけちゃだめだよ」

「真面目にまっすぐ生きていれば大丈夫」

涙が出た。たくさん出た。
でも、悲しい涙じゃなかった。

 

 

12月15日

火葬場の都合で葬儀まで少し時間が空いた。
家に帰りたいと言っていたから
かえって良かったのかな~

皆に見送られ、悲しくない葬儀は
厳かに執り行われた。

最期のお見送りの際
棺に花を入れながらバァバの額に触れた。
そこにはぬくもりはなく
無機質な冷たい感触しかなかった。

 

魂はもうここにはいない。
そう感じた。。。

 


子が4人、孫が6人、ひ孫が8人、玄孫が2人

二人目の玄孫(生後2ヶ月)と対面するトシさんは103歳

バァバの魂を受け継いでいますよ。

 

 

お疲れ様。
ありがとう。